海外を40カ国以上旅してきた筆者ですが、よくされる質問の一つに「危険な目に遭わなかった?」があります。
命の危険性に関わるほどの事態はなかったですが、多少なりとも危険な目には遭ってきました。
そこで今回は、ベトナムで2つの詐欺に遭いかけた経験談をシェアします。
特に観光客が多いエリアでは、思わぬ形で狙われることもあります。
ベトナム以外でも起きている詐欺なので、海外に行く際には注意してくださいね。
路上の強引な靴磨きに要注意!

ベトナムの都市には、多くの靴磨きがいます。
しかし「靴汚れたし、磨いてもらおうかな…」と安易に利用するのは避けるべきです。
というのも、ぼったくり詐欺が多いため。
とある日、ベトナムの首都ハノイ中心部にある観光スポットの「ホアンキエム湖」に向かっているときのことです。
歩いていると、道端にいたおじさんが私の足元を指差し、何かを言っています。
「なんだろう…」そう思った私は立ち止まると、おじさんは「靴を貸せ」と言います。
「なぜ?」と思った瞬間に、すでに私の靴はおじさんの手の中にありました。
そして、おじさんは私の靴を勝手に磨き始めます。
この時点で私は「まずいことになった…」と感じました。
おじさんが靴を強引に磨いている間、私は「お金持ってない」「いくら?」「無料なの?」などと声をかけ続けますが、すべて無視されます。
仕方がないので待ちつつも「安かったら良いかな」とも思っていました。
しかし靴磨きが終わると、やはり法外な値段を請求されました。
物価が安いはずのベトナムで、日本の物価に換算しても高いと感じるほど。
もちろんそんなお金は払えないので、少しのチップ代を強引に渡し、足早に去ることにしました。
後ろから声はかけてきますが、幸いにも追いかけられることはなく、なんとか無事に逃げ切りました。
ハノイ滞在中、しばらくはホアンキエム湖周辺は歩けませんでした…。
「お金見せて」詐欺に要注意!

次に紹介するのは、お金見せて詐欺(スリ)です。
こちらの詐欺師に出会ったのは、ベトナム南部の大都市ホーチミン。
場所はホーチミンの中心部で、ホーチミンさんの銅像がある辺り。
観光で立ち寄ったら間違いなく行く場所で、その日も観光客で賑わっていました。
そこを歩いていると、一人の青年が「写真撮ってくれませんか?」と話しかけてきました。
「いいですよ」と答え、写真を撮る私。
写真を撮ったのでその場を離れようとしたら、彼はさらに話しかけてきます。
「私はドバイから来たんですが、あなたはどこから来たのですか?」
「日本から」と答えると、さらに日本の話をして盛り上げてきます。
その後、なぜかお金の話に…。
「ところで、今って1ドル何円ですか?」
私が「110円くらいですよ」と答えると、「私ドバイの紙幣を持っているので、見せてあげますよ」と、金ピカのお札を出してきました。
そして「コレクターなので、日本のお金も持ってるんです!」と言い、日本の古いお札も見せてきました。
さらに続けます。「今の日本の紙幣ってどんな感じなんですか?見せてくれませんか?」と。
私は偶然にも日本円をほとんど持っていなかったため、「持っていませんよ」と答えます。
すると彼は「じゃあ他の国のお金持ってませんか?見せてください!」とおかしな展開になっていきます。
この辺りから詐欺(スリ)っぽいことに気付き、お金は見せないようにしました。
最終的には「ベトナムのお金でも良いので、見せてください」と言われる始末。
「ノー」と言い続け、なんとか断ることができました。
後で知ったことですが、実は彼らは2人1組で行動しており、私の背後にはもう1人がうろついていたそうです。
もし何かのお金を見せていたら、後ろからスリに狙われるのでしょう。
他にもこんな詐欺がある!

ここでは、筆者が体験こそしていませんが、旅中によく聞いた詐欺について紹介します。
ベトナムを含めた東南アジア、ヨーロッパなど世界各地でよく聞くのが「親切を装った詐欺」です。
代表例が道案内詐欺。目的地まで案内してくれる流れで、途中から高額なガイド料を請求されます。
また、偽警官詐欺も要注意。警察を名乗り「偽札が出回っている」「パスポート確認」と言って財布を見せさせ、その隙に現金を抜き取ります。
ほかにも、無料と言いながら後で高額請求されるマッサージ詐欺や、友達になった直後に投資話を持ちかけてくるSNS詐欺なども海外では頻発しています。
「親切すぎる」「話がうますぎる」と感じたら、一歩引いて距離を取る意識が大切です。
まとめ
今回は、ベトナムを旅した筆者が実際に出会った詐欺(ぼったくり・スリ)について紹介しました。
海外では、日本では考えられないような手法での詐欺が流行しています。
知識を身につけて、詐欺を見抜けるようにしておきましょう。
旅をより安全で楽しいものにするためにも、「自分は大丈夫」と油断せず、常に周囲への警戒心を忘れないことが大切です。
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