ノマドワーカーやワーケーションなど、自由な場所で働く選択をする人が増える中、地方移住・Uターン/Iターンなども注目されています。
ネット環境の向上や、コロナ禍でのリモートワーク浸透などにより、多様な働き方が実現しやすくなった昨今。
そんな現代に登場した注目のサービスに「保育園留学」というものがあります。
本記事では「保育園留学」について、メリットや気をつけたいポイントなどを紹介します。
また、著者自身が「保育園留学」を体験してきたので、その感想もお伝えします!

保育園留学とは
保育園留学は、株式会社キッチハイクが運営している民間のサービスで、未就学児がいる家庭であれば誰でも利用できます。
北は北海道から、南は九州まで、2025年7月現在68箇所の保育園(認可保育園、認証保育園、認定こども園など)から選ぶことができます。
期間は1週間か2週間のどちらかを選ぶのがスタンダードですが、希望により3週間以上のステイも可能です。
滞在中は、子どもは提携先の保育園に通い、大人はゲストハウスかレンタルオフィスで仕事をするスタイルで、地方での暮らしを体験できます。
保育園留学を体験するメリット(魅力)
保育園留学にはさまざまな魅力があります。
体験するメリットを5つにまとめてご紹介します。
1. 家族で「非日常」を味わえる
保育園留学は、子どもだけではなく一家で地方に滞在するため、家族で「非日常」を味わえます。
地方での日常を味わうという「非日常」は、子どもにとっても、親にとっても、忘れられない思い出として記憶に残ることでしょう。
また、提携している保育園・滞在先は、いわゆる”田舎”と呼ばれる場所が多いため、海や山など自然の中で思い切り遊ぶ体験や、のどかな田園風景の中で生活する体験などができます。
2. 子どもの成長につながる
保育園留学は、普段通い慣れている保育園や幼稚園と異なる園に短期間通う経験をします。
大人が一緒に付き添うわけではなく、園では子どもだけで親元を離れて過ごすため、「慣れない環境・知らない人たち・初めての場所」に入っていく経験を通して大きく成長できます。
私の子どもも、初日は不安そうにしていましたが、先生方の温かいサポートですぐに馴染み、毎日笑顔で登園し、1週間の間に苦手な虫を克服したので、ビックリしました!
3. 移住体験や下見としても活用できる
保育園留学という「実際に暮らす」ショートステイは、移住の下見や体験としても活用できます。
いつか地方移住したい、都市部から地方に引っ越したい、と考えている方にとっては「まずお試しの短期滞在」として活用できるのが嬉しいところです。
実際、体験後のアンケートにも「移住を検討しますか?」という質問がありました。もちろん、移住するつもりが無くても全く問題ないので、安心してください。
4. 大人もワーケーション気分でリフレッシュできる
保育園留学の主役は子どもですが、地方に滞在してリモートワークする体験は、大人にとっても非常に魅力的です。
都市部に住んでいる人にとっては、暮らすだけで喧騒にまみれて疲れてしまうような気がしますが、田舎特有の「ゆったり流れる時間」の中で仕事をすると、どこかリフレッシュできるような気がしてきます。
このようなワーケーションの気分が味わえるのも保育園留学のメリットです。
5. 第二の故郷ができる
保育園留学で滞在した場所は、思い入れが深くなります。
ただ旅行で訪れただけでなく、そこで暮らし、人と関わり、日常を送ったという経験は愛着を生み、第二の故郷という感覚になります。
このような特別なつながりや感情を抱けるのも、保育園留学の醍醐味です。

保育園留学で気をつけたいポイント
保育園留学を実際体験してみて、たくさんの方に勧めたいくらい「良いことづくし」だったのですが、気をつけたいポイントにいくつか気付いたので、まとめます。
1. 直前キャンセルはできないため保険に入っておく必要がある
保育園留学のキャンセルポリシーによると
- 予約リクエスト後7日間はキャンセル料無料
- 滞在61日前以前はキャンセル料無料
と書かれています。
滞在前2ヶ月を切ると、キャンセル料が発生してしまいますが、小さなお子さんがいるご家庭でもっとも怖いのが「出発当日の子どもの体調不良」ではないでしょうか。
行きたい気持ちはあっても、子どもというのはいつ体調を崩すか分からないため、安心のためにも”当日キャンセルしても全額返金してもらえる”キャンセル保険に入っておくことをお勧めします!
2. 留学費よりも交通費の方が高い可能性も
留学先として登録されている園は、地方の、しかも結構な田舎であることが多いため、交通費が高くなる可能性が高いです。
保育園留学そのものは、そこまで高い金額ではないのですが、それよりも交通費の方が高くつくこともあるため、申し込む際にはトータルの費用をシミュレーションして検討しましょう。
ちなみに、我が家は保育園留学費が約19万円だったのに対し、交通費も約19万円で、同じくらいかかりました。
3. 子どもによっては通えずに終わることも……
人見知りだったり、引っ込み思案だったりするお子さんの場合は、園に通えずに終わってしまうこともあります。
強制的に通わせることはしない方針の園が多いため、登園できずに親御さんと一緒にゲストハウスで過ごすことも。
ただ、その場合も、普段暮らしている場所とは違うところでの生活が経験できるという点では良い体験になると思いますので、お子さんと一緒に地方ライフを楽しんでみてください。
著者一家の感想
私たち一家は、5歳と3歳の子どもを引き連れて、高知県の園に1週間ステイしてきました。
前述の通り、初日は2人とも不安と緊張で半ベソでしたが、すぐに馴染んでめちゃくちゃ楽しんでいました。
我々夫婦も、畳の香りが心地よい平屋のゲストハウスでのんびりとリモートワークしながら、高知の美味しい魚を堪能し、めいっぱい地方ライフを満喫できました。
帰宅してしばらく「また高知行きたい!」と言い続けるくらい、子どもたちにとっても良い思い出となり、行って良かったです!
保育園留学の申し込み方法
保育園留学の申し込みは
こちらの公式サイトから可能です!
ご興味のある方は、ぜひ検討してみてください。
まとめ
今回は、保育園留学についてご紹介しました。
新しい暮らし方、働き方、地方移住など、現代社会の多様性を象徴するような新サービスで、これからますます注目されていくと思われます!
リモートワークができないお仕事だと難しい部分もあるかもしれませんが、思い切って休みを取って行ってみたり、夏期休暇などにタイミングを合わせて行ってみたりすると、大人も存分に”その土地”を楽しめるかもしれません。
ちなみに、小学生留学というプログラムもあるようなので、気になる方はチェックしてみてください。
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